無
サレが一周年を迎えた。
自分のギター歴が10周年を迎えた。
年月というものは過ぎ去ってしまえば味気ない物だ。
そこに辿り着くまで、語りきれないほどの思い出があるのに、思い出すのはギターを始めよう、と決心したときの事であったりする。
いろいろなことは、自分の決心によって、容易にできる事である。
しかし、継続というものはなかなか大変である。
思えば、あの頃バレーボールに精をだしていたならば今頃は、、などとは微塵も思わない。
バレー部から帰宅部になってギターをやります、と告白する事に、どれだけ真剣に考えたか、、
しかしその真剣があったからこそ、何も後悔はないし、ああしていればよかった、などは思わない。
時が経つにつれ、ちっぽけなことだとか思って、真剣に考えたりすることが少なくなりがちな気がした。
自分自身を自分勝手な経験で覆い隠し、いかにも大人っぽい素振りをしてしまうのだった。
何かを決めようとするときにはその時しっかりと悩む事が時には大事であると、最近わかった気でいます。
目を閉じると、どこからともなく聴こえてくる音。
そんなものは10年前にはなにも聴こえてこなかった。
きっとここに聴こえるものこそが、経験から湧き出るものであり、欲も何もないこの瞬間こそが無であるに違いない。
Mr K





